日時: 平成15年11月19日(水曜日)15:30〜17:00
場所: 台東区生涯学習センター 504会議室
演題: 「高齢化社会への対応、変わる贈与税への考え方」
講師: 日本税務研究センター専務理事 田村 和久氏
昭和16年生まれ東北大学卒、富士銀行、富士総研産業調査部長を経 て現職
参加人員:29名(うち会員23名・外部4名・学生2名)
議題からすると全く関係のない事だと思ってましたが、田村和久氏の講演はとても噛み砕いた話で解かり易く、相続税には無縁の我々にも「税の仕組みと今後の方向」などを知る上で大いに勉強になりました。
年々減少する相続税の課税状況、非課税枠が以前は一年60万円・現在は一年110万円そして贈与税・相続税を一本化し、贈与の時の税金を安くして、相続のときに相続税で精算する「相続時精算課税制度」を選択できる制度を今年(H、15年)から導入などなど。
95%の人が相続税なんて気にしなくても良い税制になったとか、何だか少し賢くなった気分になりました。
なお今回は外部からの参加者のほかに「高齢者と情報化」というテーマで研究されている中央大学の女子学生さん2名も参加されました。講演終了後講師も交えて懇親会も24名のご参加で大変賑やかに行われました。